サッカーの羅針盤

【コンサタイム】[徹底検証]岡村大八と振り返る福岡戦の失点シーン:自分が中心となって発信して行かなきゃいけない

ホームの福岡戦、前半の2ー0リードから後半に追いつかれてしまったコンサドーレ。浅野拓磨のスーパーゴールから約2分間遡ってハンドによるPKを取られた流れは不運でしたが、1失点目にこそ問題点が集約されています。

その前の立ち上がりに4ー4ー2に変えてきた福岡に対して、マークの確認が曖昧なまま相手のクイックリスタートにやられる形での失点の仕方は、本当に上位進出を果たすにはあってはならないものです。

攻撃的なスタイルを標榜していても、やはり数年間タイトルを争ってきた横浜F・マリノスや川崎フロンターレはこういう際のところで相手にやらせないという意識が徹底されているからこそ、難しい試合も勝ち点3にできている事実は攻め勝つスタイルのコンサドーレであっても、そこは外さずにやっていくべきところでしょう。

そこは全員の心がけが問われますが、ディフェンスリーダー的な存在である岡村大八選手に聞きました。

 

ーー2ー0になってからジャッジのあやはあったにせよ、追いつかれるというのはディフェンスの選手としてもあってはならないと外から言うのは申し訳ないですけど、大八選手の中ではどうですか?

やっぱり僕たち、前半リードした後半の立ち上がりが悪いのは分かってるので、ハーフタイムにも言って、自分達が率先して声出してやったんですけど、相手のシステム変更だったり、そんな感じがして。だけど、そこでやっぱり前からしっかり繋いで行くのか、立ち上がりセーフティーで行くのか。そこの部分で、選手それぞれの意識の部分で。

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