サッカーの羅針盤

公開記事【磐田の歓喜】横内監督と振り返る、ルヴァン札幌戦とJ2の戦いに生かせること(1)最初に2、3点取られてもおかしくなかった

 

ルヴァン杯の第二節は北海道コンサドーレを相手に2ー3で敗れました。セットプレーで三発というある意味、非常に勿体無いやられ方でしたが、原因を追求して改善すべき問題だと思います。

ただ、選手は集中しにくい状況の中で、リーグ戦にあまり絡めていない選手も含めて熱のある戦いをしており、この試合はベンチ外から見届けた針谷岳晃も「さらに危機感が増して、いいんじゃないかと思います」と語ります。

札幌戦で得たもの、そしてJ2の栃木繊でどういうところを意識付け、注意していきたいかを横内監督に聞きました。

(1)最初に2、3点取られてもおかしくなかった

ーー札幌戦はタフな戦いで、もちろん公式戦だからぶつかり稽古とか言っちゃいけないですけど、普段リーグ戦に出てないメンバーまでギラギラ感を出して戦った手応え?

もちろん、我々も札幌に勝ちに行くつもりで。その試合を試してるとかっていうのはなくて、自分達のスタイルというか、サッカーやっていこうというと。出場機会が少ない選手が多かったですけど、選手は見せようとしてくれてましたし、いいシーンを作れた時間帯もあった。そういう意味ではいい試合だったなと思います。

ーー面白かったのが、だんだん時間が経つにつれて順応して行って。最初は相手のシュートが入ったら終わりみたいなシーンがいくつもありましたけど。

最初はもう、2、3点ぶち込まれてもおかしくないというか。見返しましたけど、崩されるというより自分達で自滅したところもあって、入りのところは反省しないといけないなと。

ただ、時間と共に慣れていった部分もあったので。そういう意味では、それを最初からやれるようにはしていかないといけないなって思います。あれも前半の早い時間帯で取られると、どういう試合になっていたか分かりませんし。

ーーこれって代表の国際試合とかでも、やっていく中でだんだん順応できて、巻き返していけるのはあるけど、最初そこで飲まれないかどうかって大事じゃないですか。この後、ああいう相手とやった時にもスタートからバッといけるためのポイント?

選手はスタートから行くぞっていう気持ちでいると思うんですけど、いざやるときに経験の浅い選手は硬さが出てきちゃうというのは仕方ないかなと思います。それを取り除いてあげるというのは経験値を高めるしかない。あとはもう、ひごろやってることをどれだけ自信持って、最初からぶつかっていけるかということかなと思ってます。

 

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磐田の歓喜

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