サッカーの羅針盤

【コンサタイム】中島大嘉と振り返るルヴァン磐田戦、クロスバー直撃のシーン。ゴールできなかった以上に感じた”悩み”の真相を探る

ルヴァン杯の第二節、ジュビロ磐田に3ー2と勝利したコンサドーレでしたが、スタメン起用された中島大嘉はノーゴールのまま、後半20分に交代となりました。

ストライカーとしての本来の良さが少し失われているようにも感じられますが、その象徴的だったのが前半9分にクロスバー直撃のシーンでした。

前からのプレスがはまり、吉長真優のやや苦し紛れのキックをボランチの田中駿汰が見事にインターセプト。素早く攻守を切り替えた小柏剛が縦に出たボールを引き寄せます。

田中と小柏の間には小林祐希もおり、スルー気味に絡んだことで、藤原健介に加えて山本康裕も引っ張られており、小柏はその背後で前を向くことができました。

手前にはリカルド・グラッサがいましたが、小柏がカットインを選択したために、もう一人のセンターバック鹿沼直生が引っ張られて、その外側で中島がフリーに。小柏も強引に持ち込んでシュートを狙えたはずですが、ここは中島を選択しました。

結果的に右足のアウトでボールをコントロールして、前に出てくるGKの三浦龍輝に対して、右足で巻くように狙ったシュート自体は悪くありませんが、クロスバーに当たってしまった結果よりも、かなりスペースと時間をもらいながら、ぎりぎりのシュートになってしまったことが問題だと感じました。

そうした視点を持って、中島に聞きました。

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