公開記事【磐田の歓喜】鹿児島キャンプTM”静岡ダービー”の風景
鹿児島キャンプの総決算である静岡ダービーは45×4本で行われて、清水エスパルスが3ー1で勝利しました。
清水は1点目と2点目が1本目にディサロ燦シルヴァーノ、3点目は2本目にチアゴ・サンタナがあげており、磐田は4本目にセットピレーの流れから吉長真優が決めています。
清水の1点目は白崎凌兵が倒されて得たPKをディサロが決めています。2点目は磐田の繋ぎを白崎が奪ったショートカウンターからでした。
2本目の清水の3点目は乾貴士のアシストからのチアゴ・サンタナが”バースデー弾”でしたが、磐田も古川陽介と後藤啓介が同時投入されて、前からの守備や仕掛けに勢いが出ていた裏側で、実は磐田の方が押していた時間帯でした。
4本目に磐田はようやくCKの流れからゴールを奪いましたが、セットプレーは杉本健勇のヘッドがクロスバーを叩くなど、多くのチャンスを作れており、勝利した清水も開幕に向けて、改善していくべきテーマと言えそうです。
まだあまり具体的なことは書きませんが、ジュビロはベースのところを段階的に高めているところで、清水とは完成度や試合に向けたチーム戦術に差があります。
横内監督も清水が3バックで来ることを想定しながら、具体策をあえて選手たちに伝えなかったりなどしているので、あまりネガティブに考える必要もないかなと思います。
トレーニングマッチであってもダービーはダービー。そういう意味では結果に向き合って、開幕に向けて真摯に取り組んでいく必要があるでしょう。
ただ、この日の1本目のメンバーが開幕スタメンとは限らず、1本目のパフォーマンスを考えても、2本目の途中や3、4本目に出たメンバーにも十分にチャンスはありそうです。
取材記事は「磐田の歓喜」にアップしていきます。
日本代表守護神の背中
鈴木雄斗。途中から乾貴士とのマッチアップも
西澤健太
流れが優勢でない中でも、セットプレーのキッカーとして清水の脅威になった針谷岳晃
ジュビロの攻撃をことごとく跳ね返した高橋祐治。J1トップクラスのセンターバックです。
グラッサと山本義道。いつどう出ていたかは想像してください。笑
しっかりと価値を示した鈴木海音
インに仕掛ける松本昌也
オレンジのキャプテンマークを付けた松岡大起
1つのボールに白熱
吉長は右のアタッカーとして奮起し、セットプレーからジュビロ唯一の得点
ジュビロの”スーパーノヴァ”後藤啓介。本人曰く想定外のこともありおましたが、前からの守備やゴールに向かう姿勢でチームの矢印を前向きにしました。ただ、やはりストライカーなのでゴールという結果は欲しかったです。
追いかける展開だったためか、普段より少しインでゴールに絡もうとする意識が強かった古川陽介。後藤との中央ワンツーから惜しいチャンスも。