サッカーの羅針盤

【元川悦子のヤマガアイ 第3話】一本釣り秘話!松本山雅の敏腕スカウト・江原俊行氏が見抜いた横山歩夢の可能性(前編)

2022年J3で11ゴールをを挙げ、松本山雅の攻撃陣をけん引した横山歩夢(鳥栖)。2021年夏から2022年末までチームを率いた名波浩監督(現日本代表コーチ)は、彼のことを「川崎の家長昭博」や「神戸のイニエスタ」になぞらえ、「松本のスーパータレント」と位置づけた。19歳の有望株が今回、J1のサガン鳥栖に引き抜かれることになったのは、当然の流れと言っていいだろう。

しかしながら、横山は昨年U-19日本代表入りするまで年代別代表には無縁で、全国的には無名の存在だった。そんな選手がなぜ頭角を現したのか…。もちろんキラリと光る才能を見抜いた人物がいたからだ。それが松本山雅の江原俊行氏。2015年には山梨学院高校から前田大然を練習参加させ、獲得にこぎつけたことでも知られる敏腕スカウトである。その江原氏に、横山との出会いから山雅入りの経緯を改めて振り返ってもらった。

(残り 1089文字/全文: 1470文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ