サッカーの羅針盤

【元川悦子のヤマガアイ 第2話】「歩夢君は僕の道しるべ」。昇格組の大型新人FW田中想来は”ネクスト横山”になれるか?


1月10日に地元・松本で始動した松本山雅。22日からは和歌山県串本市で1次キャンプに入る。ここから本格的なチーム作りが始まるわけだが、やはり気になるのがFW陣の構成。昨季11ゴールで最大の得点源だった横山歩夢(鳥栖)が抜けた穴を誰が埋めるのかというのは、今季の山雅の行方を大きく左右する重要命題だ。

最も期待されるのは、Jリーグ通算107ゴールの大ベテラン・渡邉千真だが、年長者ばかりに頼ってもいられないのも確か。昨季は横山がブレイクしたからこそ、チームに新風が吹き込み、若返りが加速した。指揮官が名波浩監督(現日本代表コーチ)から霜田正浩監督に代わった今季もその流れを持続することが肝要だ。

そこで注目すべきなのが、18歳の田中想来。ご存じの通り、山雅U-15・U-18を経て、今季から正式にプロ契約を結んだ地元出身の若き点取り屋だ。

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