【湘南戦線】残留かけ古巣対戦へ。最後は自分のゴールで。瀬川祐輔の思い(前編)ちゃんとした格好で90分勝負したい
湘南ベルマーレはホームでサガン鳥栖に3-0よ快勝。エースの町野修斗が前半のうちに2得点を決めて、さらに山本脩斗のダメ押しゴールで難敵の鳥栖に快勝。最終節を前に、残留に大きく前進しました。
特に町野の2ゴールを効果的な動き出しで“見えないアシスト”をしたのが瀬川です。1点目は右の石原広教からのクロスにボックス内で町野が飛び込んで合わせましたが、瀬川がフリーになってディフェンスの意識を引きつけていました。
2点目はタリクが鳥栖のビルドアップを狙ってボールを奪い、近くにいた町野が拾ってターンから打ち込みましたが、瀬川がやはりコースを開けていました。ひとつひとつのゴールを見れば、だいたい瀬川が絡んでいます。
それを評価しいるからこそ山口智監督も継続的に起用しているのだと思いますが、やはりストライカーというのは目に見える結果で評価される世界でもあります。最終節はいよいよ古巣柏レイソルと対戦ですが、瀬川現在の思いを聞きました。
瀬川祐輔
シーズンうまく言ってる時の手応えは感じながらやっていましたし、早い時間に点を取れたのは良かったかなと。あとは町野取ってくれたので。2点目は僕にも欲しかったですけど。それでも点取ってくれたし、準備してきたセットプレーで脩斗さんが決めてくれて。試合運びといい、立ち上がりのPK僕も軽率でしたけど、そこ以外は良かったかなと。
まだまだ成長していかないといけないし、スタイルが前線からの守備ということもあって、攻撃しているようには見えますけど、もっと自分達がボールを保持していく時間を作らないと、90分間ゲームをコントロールする意味ではまだまだなところもあります。技術的なミスもありますし、そこはもうちょい精度を上げていかないといけななと。来年につながる試合にできたらいいなと思います。
ーー内容は良くても点が入らず、終盤勝負になる試合が多かった中で、これだけ理想的に点が取れて、どうクローズして行くかが問われる試合が湘南は無かった。そういう意味でそれを体験できたことは?
(残り 882文字/全文: 1732文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ