サッカーの羅針盤

【トス研・特別編】マリノス舩木記者が見たサガン鳥栖のチーム力(1)ここで4ー4ー2をトライした意味

21試合を終えて9位。結果を見れば良くも悪くもない位置にいるサガン鳥栖ですが、1試合1試合を評価すると、ライバルには無い鳥栖の特長があります。

基本的に走行距離で相手を上回れることはもちろん、攻守の切り替わりでの決断の早さ、ふと集中が切れて隙を突かれるシーンの少なさなど。ただ、夏の市場で飯野七聖が神戸に移籍した一方で、補強の話は浮上していません。

その中でライバルに無いプラスアルファを出していく鍵はどこにあるのか。横浜F・マリノスを継続的に取材する舩木渉記者に、現場取材で見た鳥栖の印象を聞きました。

 

河治

遠征お疲れ様でした。基本的にはマリノス目線で試合を観ていたと思いますが、サガン鳥栖はどう映りましたか?

舩木

試合を観ていて、非常にソリッドなチームだったと思います。

河治

はい。

舩木

普段3バックでやっていて、あれで来るのかなと思ったら、マリノスに対してすごくリスペクトがあるみたいで。しっかりとマリノスを封じて、そこから自分たちの形を作ろうというプランで4ー4ー2を採用したみたいなんですね。

河治

うんうん。

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