【黄色の情熱】栃木戦で”失態”のジェフ、上位への再挑戦!ユン監督が語る横浜FCの強さ
現在9位のジェフユナイテッド市原・千葉は明日、首位新潟と勝ち点同率2位にいる横浜FCとニッパツで対戦します。
千葉と横浜FCは本当に対照的なチーム状況で、タレント力やチーム戦術以外の部分が14もの勝ち点差に出ているのは明白です。
やはり横浜FCの試合を観てきて、内容的に決して良くない試合でも勝利をものにしてしまう。もちろんラッキーな勝利もありましたが、そうしたものを引き寄せるパワーも含めて、横浜FCの方がキワの強さで千葉を上回っているように思います。
「小川(航基)という選手が点取るんですけど、その選手をマンマークするのも難しいです。ただ、気をつけないといけない部分はわかっている」
そう語るユン監督。そこが鍵になるのは間違いないですが、ユン監督の言うとおり小川だけに集中すると、周囲からも決めてくるパワーが横浜FCにはあります。そしてなんと言っても接戦を接戦をものにして行く強さ。ここがジェフとの小さいようで大きな差を生んでいます。
ジェフは上位の新潟にアウェーで素晴らしい勝利を飾りながら、ホームで栃木に敗れる”失態”をおかしました。栃木の奮闘が目立った試合ではありますが、失点シーンもチャン・ミンギュがロングボールの対応を誤ったところを横浜F・マリノスから期限付き移籍中の植田啓太につかれる形でした。
一方で攻撃面は磐田から育成型期限付き移籍中の鈴木海音、福岡から加入したグティエレス、元町田の大谷尚輝という屈強な3バックをなかなか破れず、チャンスらしいチャンスはセットプレーぐらいだったのも事実です。
やはり先制されると苦しくなるのは良い守備から良い攻撃がモットーのジェフとしては当然で、横浜FCとの試合でもそこがポイントになってきそうです。
ジェフのサイクルとしては横浜FCに勝利した上で、次の甲府戦に勝って初めて昇格争いに食い込んで行けますが、まずは勝ち点トップの横浜FCを叩くことが先決です。
尹晶煥(ユン・ジョンファン)監督
いつもそうなんですけど、この試合で勝ってれば上に行ける試合で負けているから。そこが悔しかったです。今は内容的にも新潟戦と比べると、ちょっと低くなってきたなと。そこは反省しないといけない。
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