【フクロウの時報】★札幌発★檀崎竜孔がオーストラリアで飛躍を目指す

(photo by Noriko NAGANO)
檀崎竜孔が北海道からオーストラリアAリーグのブリスベン・ロアーFCに期限付き移籍することが発表された。
期間は2021年6月30日まで、シーズン丸々をオーストラリアで過ごす契約だという。
オファーが来たのはおよそ1ヶ月前。檀崎は「海外でやってみたいという思いはあったので、すごくいい機会だなと思ったし、このチャンスをつかみたいと思ったので、迷うことなく決断した」という。
移籍にあたって、札幌でプレーする以前にオーストラリア(ウェスタン・シドニー)でプレーした経験のある小野伸二(FC琉球)と連絡を取り、アドバイスをもらったと明かした。
また、青森山田高校時代の恩師・黒田剛監督に移籍の報告をすると「怯まず、大きくなって帰って来い」と言葉をかけてもらったそう。
鋭い仕掛けやゴールに向かうドリブルが持ち味の檀崎は、青森山田高校10番を背負い、3年生の冬の高校サッカー選手権では、4ゴール(得点ランキング4位タイ)するなどチームの優勝に貢献。2019年札幌でプロになる夢を叶えた。
札幌ではより判断スピードや強度、連携に磨きをかけ、ルーキーイヤーにはルヴァンカップ8試合出場1ゴールをマーク。今季はルヴァンカップ2試合に出場し、9月26日にはJ1リーグ神戸戦に出場していた。
選手権でプレーする青森山田高校の後輩たちへのアドバイスを問われると「誰が見ているかわからないし、どこにチャンスが転がっているかわからない。日頃からちゃんとやっていればチャンスは巡ってくる」とプロ2年目にして海外挑戦のチャンスを掴んだ檀崎だからこその実感こもるメッセージを残した。
ブリスベン・ロアーはAリーグのレギュラーシーズンで2度、ファイナルシリーズと呼ばれるプレーオフで3度の優勝を誇るオーストラリア屈指の強豪。2015年や2017にはACLにも出場し、2015年はアウェーで浦和レッズに、2017年はホームで鹿島アントラーズに勝利している。
日本人では2012年9月1日−2013年6月30日に高橋祐治(柏レイソル)が京都サンガからのレンタルで所属していたことでも知られる。
(残り 507文字/全文: 1458文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ