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池田咲紀子選手が平尾知佳選手とのライバル対決に勝利 三菱重工浦和レッズレディースが皇后杯 JFA 第46回 全日本女子サッカー選手権大会を優勝

かつて、同じチームで競い合ったゴールキーパーが5人目のキッカーとして直接対決

女子サッカー日本一を決める皇后杯 JFA 第46回 全日本女子サッカー選手権大会は2025年1月25日に決勝が行われ延長・PK戦の末に三菱重工浦和レッズレディースが勝利。の優勝を達成し、主将・柴田華絵選手が誇らしげに優勝カップを掲げました。

会場のエディオンピースウイング広島は晴天に恵まれ入場者数は3千63人。審判団は、今、日本サッカー協会が用意できる最高クラスの4人の女性審判員で構成。遠方から両チームのファン・サポーターが多数駆け付け、ハード・ソフトの両面から選手が最高のプレーをできるようサポートしました。

ファン・サポーターに感謝を伝える池田咲紀子選手 Photo by Ke X→@ke780kx5 instagram→@ke_photo410 TOP画像も

とるべき人が得点しPK戦へ

双方、相手のボールを奪いにチャレンジする鋭い守備の応酬。休むことなくボールが動く好ゲームとなりました。11分に高橋はな選手(三菱重工浦和レッズレディース)が先制点。28分の滝川結女選手(アルビレックス新潟レディース)が同点弾。いずれも強さと巧さの両面から生まれたファインゴールは、決勝にふさわしい強烈な印象を残しました。

最後のキッカーは池田咲紀子選手 Photo by Ke X→@ke780kx5 instagram→@ke_photo410

落ち着いて5人全員が決めた三菱重工浦和レッズレディース

三菱重工浦和レッズレディースにとっては喉から手が出るほど欲しかった皇后杯 JFA全日本女子サッカー選手権大会のタイトルです。この1年間、苦しみ抜いて欲したタイトルでした。前回大会では、大黒柱の安藤梢選手と猶本光選手が大怪我。決勝は90分+5にPK戦で失点しPK戦で敗れていました。一年後に雪辱を晴らすべく今大会も決勝はPK決着。今度は5人全員が決めました。

試合を視察したなでしこジャパン(日本女子代表)のニルス・ニールセン監督は、試合後に「PK戦に限って言えば浦和の選手が落ち着いていたように見えます」と話しました。

仲間が駆け寄る Photo by Ke X→@ke780kx5 instagram→@ke_photo410

最後のキッカーは池田咲紀子選手と平尾知佳選手の直接対決

合計10人目のキッカーは三菱重工浦和レッズレディースのゴールを死守した池田咲紀子選手でした。池田選手はPK戦の直前に、楠瀬直木監督から5番目のキッカーに指名されました。

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