「YOU GOT THIS(大丈夫、いける。)」アディダスと女子サッカーの2024年 カップ戦決勝の12月と1月(無料記事)
「YOU GOT THIS(大丈夫、いける。)」だった2024年 そして次世代へ
アディダス ジャパンは1999年より日本サッカー協会とオフィシャルサプライヤー契約を結んでおり、日本のサッカーを支える重要なパートナーの一つです。サッカーの普及を支援する活動、日本のストリートカルチャーをフィーチャーした活動等、さまざまな切り口で2024年の日本のスポーツ界を刺激してきました。
WE Love 女子サッカーマガジンの読者もアディダスへの関心は高く、2024年のすべての記事の中で最も多く読まれたのは「日本代表・なでしこジャパン新ユニフォーム発表 Yー3とは何か?その意味 」でした。
アディダスが支えた普及と強化
2024年12月12日、青山で「SS25 adidas PRESS PREVIEW & YEAR-END PARTY」が開催されました。アディダスアスリートを招き、2025年春夏のキーアイテムの紹介、「POWER OF ADIDAS」を表現したスタイリングが披露されました。

DJのセレクトする心地よいビートと光の演出が美しかった「SS25 adidas PRESS PREVIEW & YEAR-END PARTY」
スポーツとストリートカルチャーの交差点
ステージでは、THE D SoraKiさん、B-Boy Issinこと菱川一心さんによるダンスパフォーマンス等、一夜限りのコンテンツが披露され会場を盛り上げました。

THE D SoraKiさん、B-Boy Issinこと菱川一心さん
MCとして登場したハリー杉山さんは、先日、Jリーグアウォーズの総合司会を務めたばかり。女子サッカーへの関心も高く、ステージの合間にWE Love 女子サッカーマガジン編集部と女子サッカー談義となりました。アディダスのサポートによるなでしこジャパン(日本女子代表)の活動、そしてWEリーグ等により、女子サッカーの存在感が高まっていることを感じました。

アディダス・コーディネイトのハリー杉山さん
アスリートがプレッシャーへの向き合い方を語る
アディダスジャパンが「初志貫徹。キャプテンとして、ひとりのフェンサーとして、3年前の誓いを果たす活躍。」と称えるフェンシングの男子フルーレ日本代表である松山恭助選手も登場。パリ五輪フェンシングフルーレ団体で主将として、日本を史上初の金メダルに導いた秘話、そして「YOU GOT THIS(大丈夫、いける。)」について話しました。

金メダリストのスピリッツを語る松山恭助選手
2024年のアディダスは、グローバルブランドキャンペーン「YOU GOT THIS(大丈夫、いける。)」を通して、さまざまなアスリートのプレッシャーへの向き合い方、そしてそのプレッシャーから解き放たれることで発揮できる人々の本当の可能性に焦点を当ててきました。なでしこジャパン(日本女子代表)も、パリ五輪において、初戦でスペイン女子代表に完敗しプレッシャーのかかるブラジル女子代表戦で、90分+2に熊谷紗希選手がPKを決めて同点、90分+6に谷川萌々子選手がロングシュートを決めて大逆転勝利。「YOU GOT THIS(大丈夫、いける。)」のスピリッツを証明しました。きっと語り継がれていくであろう名勝負です。

デザインされたフィンガーフード
欧州から帰国した女子サッカー選手たち
谷川選手は春秋制のスウェーデン女子プロサッカーリーグ・ダームアルスヴェンスカンでのシーズンを終えました。そして、秋春制のリーグでプレーする多くの選手が束の間のウィンターブレイクを利用して帰国しています。イングランド女子プロサッカーリーグ・WSLのリバプールでプレーする長野風花選手も、その一人です。2024年12月21日に、渋谷で『FUKA TALK COPA ICON Ⅱ EDITION』が行われ、サッカー少女たちの前に登場しました。

長野風花選手が着用するスパイクCOPA ICON II(コパ アイコン2)の前でサッカー少女からの質問に答える長野風花選手

熱心にメモをとるサッカー少女の姿も
地元・江戸川区では『Who Wants To Be The Next FUKA』が開催され、サッカー少女たちとサッカーを楽しみました。その模様は2025年1月に記事でお届けします。

子どもたちと一緒にボールを追いかける長野風花選手

憧れの長野風花選手との記念撮影に笑顔が溢れる参加者
読者の皆さんにとって、2024年最後の月はどのような毎日だったでしょうか。
今月の #女子サカマガ を振り返る
秋春制WEリーグのウィンターブレイク短縮 2月再開案を選手・監督はどのように考えているのか 私たちは『WEリーグの基盤を作っている選手』という川澄奈穂美選手の考え
WEリーグは2025−26シーズンの開幕を8月に、ウィンターブレイクを短縮し2月再開とする方針を発表しました。寒いアルビレックス新潟レディース、AC長野パルセイロ・レディースの選手、暑いちふれASエルフェン埼玉の選手は、これをどのように考えているのか、すぐに取材しました。予想外のお話を聞くことができ大きな収穫を得られる取材となりました。聞いてみないとわからないことはありますね。
WEリーグ マイナビ仙台レディース 選手が身につけるマナー、接客、チームワーク、コミュニケーション 「愛されるチーム」づくりに役立つJALビジネスキャリアサポート
「日本でいちばん、ひとが育つクラブへ」マイナビ仙台レディースが何をしようとしているのか、なかなか感じる機会がありませんでした。今回の取材で、やっと掴めたような気がします。JALが、この事業を全国で展開しているとは知りませんでした。東京で取材できると思い込み、対面取材の申し込みをしていたのですが、ご担当が仙台とわかりリモート取材に変更しました。
女子サッカー選手の海外移籍は、Jリーガーの海外移籍とちょっと違います。また、なでしこジャパン(日本女子代表)で活躍する選手の海外移籍と、国内だけでプレーしている選手の海外移籍もちょっと違います。その実態を把握するために、アンケート調査からスタートした記事です。こちらも、取材するまで、知らないことがたくさんありました。座談会に参加していただいた三人の選手は、いずれも早稲田大学ア式蹴球部女子の出身ということもあり、終始、会話が弾みました。
女子サッカー選手の海外移籍 その3 愛媛FCレディースからスウェーデンに渡った武田菜津美選手の場合 1ヶ月間のオフで自分を変える勇気
愛媛FCレディースと大和シルフィードでプレーしていた武田菜津美選手は、なでしこリーグのごく普通の選手でした。シーズンを通してフルに出場したことはありませんでした。そんな武田選手が、今シーズンはスウェーデンでプレーしました。「サッカーで上を目指したいという理由ではない」と明言する海外移籍の実態を知ることができました。武田選手から、ヴィスビーに街の写真がたくさん送られてきました。掲載用に絞り込むのが大変でした。
JFA・WEリーグ/なでしこリーグ特別指定選手の狙いと効果 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース「東洋大ホットライン」の未来像
今シーズンはJFA・WEリーグ/なでしこリーグ特別指定選手の活躍が目立ちます。各チームが戦力に、積極的に取り入れています。選手は何を目的に、大学チームとWEリーグチームのプレーを掛け持ちするのか、チームにとってどのようなメリットがあるのかを取材しました。しかも、幸運なことに「東洋大ホットライン」からの2得点を現地で目撃。選手への取材を通して、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースのJFA・WEリーグ/なでしこリーグ特別指定選手戦略を感じ取ることができました。
次月の #女子サカマガ をご紹介
このような記事を予定しています。あなたの考えを裏付ける、生の最新情報をWE Love 女子サッカーマガジンで入手できます。来月もよろしくお願いします。
・長野風花選手(リバプール)帰国後の一日
・Atsugiが大和シルフィードと一緒にイベントを行う意味
・WEリーグ新体制の目指すところ
・皇后杯 JFA 第46回全日本女子サッカー選手権大会決勝
・ノジマステラ神奈川相模原の前半戦から感じるWEリーグの進化