動きはじめた新しいWEリーグ 熱戦が続いた11月とウィンターブレイクに入る12月(無料記事)
動きが活発化してきた新体制のWEリーグ
2024年11月28日、WEリーグ理事会後メディアブリーフィングが丸の内のJリーグで行われました。旧体制では、ずっとリモート開催だったメディアブリーフィングが、新体制下では対面に。また、これまで、多くのチームが希望しながら、なかなか実現しなかった実行委員会の対面開催も実現しました。WEリーグが大きく変わろうとしています。
現場に足を運ぶ、理事、事務局長
WEリーグの試合会場では、頻繁に理事の姿を見かけます。安達健専務理事、黒田卓志事務総長は、積極的に取材者に声をかけ、コミュニケーションを図ってきました。チームとのコミュニケーションも密になっています。年内に開催される2024−25 WEリーグ クラシエカップ準決勝、決勝は、旧体制下で定まったスケジュールに沿って進んでいますが、2025−26シーズンのカレンダーが発表されると、いよいよ、新体制の色が表に現れてきそうです。(その前に後半戦のカレンダー発表がありますが)
来シーズンのカレンダーについても発表間近
2025−26シーズンのカレンダーについては12月の理事会で検討・決定後に概略が発表される見込みです。選手がコンスタントにプレーできること、お客様との接点が途切れないようにすること、といった方針が、選手との話し合いを経て固まってきました。マーケティングについても具体策投入へのロードマップが見えつつあります。
今月の #女子サカマガ を振り返る
先行きが見えなかったRB大宮株式会社について、取材の切り口を探していたところ「レッドブル・大宮アルディージャ 特別イベント」が開催されることになり、六本木のレッドブルを訪問してきました。その後、大宮アルディージャフットボール本部強化部長(VENTUS)に山道守彦さんが就任。やっと、女子サッカーにもレッドブルの翼が見えてきました。山道さんは、精力的にWEリーグの試合会場に足を運んでいます。
サンフレッチェ広島レジーナ関東二連戦 全員で戦い躍進「自分のプレーを120%で出したいと思えるチーム」 その先にある危機感も
11月のサンフレッチェ広島レジーナは関東二連戦。ミッドウィークと週末に試合があり、その間、広島に戻らず関東地方でトレーニングを行いました。そこで、WE Love 女子サッカーマガジンはトレーニング現場を取材訪問。サンフレッチェ広島レジーナの挑戦を取材しました。強さの理由を探りました。
横山久美選手は岡山湯郷Belleでの今シーズンを目標達成で終えたのか 22試合で32得点 なでしこリーグ2部最優秀選手賞と得点王を受賞
なでしこリーグでプレーする、2人の元なでしこジャパン(日本女子代表)選手を取材しました。なでしこリーグ1部の最優秀選手賞を受賞したのは齊藤夕眞選手(ヴィアマテラス宮崎)。2部の最優秀選手賞を受賞したのは横山久美選手(岡山湯郷Belle)です。横山選手の取材は単独取材となったため、WE Love 女子サッカーマガジンにしか掲載されていない、貴重な本音を紹介しています。
スポーツ通訳の知られざる世界 「週に1回しか通訳が付かない」ではダメな理由とフローラン・ダバディさんの影響力 スポーツ通訳 佐々木真理絵さん
なでしこリーグ2部・ディオッサ出雲FCではブラジル国籍の選手の通訳に関する契約不履行問題が起きています。そこで、急遽、スポーツ通訳の最前線の取材をすることにしました。「週に1回しか通訳が付かない」ではダメな理由が良くわかりました。そして、INAC神戸レオネッサが好調な理由も通訳になると感じます。
WEリーグの「真っ赤な太陽」 高橋はな選手から広がる光と情熱 ノジマステラ神奈川相模原戦が転機となった三菱重工浦和レッズレディース
高橋はな選手のフォワード起用から三菱重工浦和レッズレディースに活力が蘇りました。何がチームを変える要因になったのかを取材しました。同じ勝ち点1の引き分けでも、その試合内容によって、選手の受け止める意味が違うこともよくわかりました。塩越柚歩選手の証言は、今の三菱重工浦和レッズレディースを考える上で、極めて重要な内容だと感じました。
次月の #女子サカマガ をご紹介
このような記事を予定しています。あなたの考えを裏付ける、生の最新情報をWE Love 女子サッカーマガジンで入手できます。来月もよろしくお願いします。
・マイナビ仙台レディースはなぜマナー教室を受講したのか?
・女子サッカー選手の海外移籍をアンケート結果と座談会から理解する
・JFA・WEリーグ/なでしこリーグ特別指定選手の狙いと効果
・2024−25 WEリーグ クラシエカップ