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AWCL(女子ACL)初代王者の座に挑む三菱重工浦和レッズレディース 石川璃音選手はライバルたちの本気を跳ね返す

2024年10月6日(日)にホーチミンで初戦を迎える三菱重工浦和レッズレディース

秋晴れの向こうに初代アジア王者への道がつながっています。AWCL(AFC女子チャンピオンズリーグ2024/25)グループステージを戦う三菱重工浦和レッズレディースは10月3日に日本を発ちます。グループCの開催地はベトナム。オリッサFC(インド)、台中藍鯨(ブルーホエール)女子足球隊 (チャイニーズ・タイペイ) そして開催国・ベトナムのホーチミン・シティが待ち受けます。

最後の調整をレッズランドで実施

10月2日に、出発前の最後のトレーニング公開が行われ、多くの取材陣がレッズランドを訪れました。三菱重工浦和レッズレディースは、ポケット(ペナルティエリア内のハーフスペース)攻略とディフェンスラインの裏をとる動き等を確認しました。

テレビのインタビュー取材に応える塩越柚歩選手 

ライバルたちの本気度が昨年とは違うAWCL

楠瀬直木監督はグループステージでの戦いについて「全体的な質はウチの方が高い。でも(賞金等で)目の色を変えると何をしてくるか解らない。ちょっと不気味なところもある」と、対戦相手について話します。

昨シーズンの三菱重工浦和レッズレディースは圧倒的な強さで女子ACLプレ大会『AFC Women’s Club Championship 2023 – Invitational Tournament (AWCCIT)』を制覇しましたが、今シーズンは少々勝手が違います。初の本大会、そして用意された賞金(総額130万ドル)等により、ライバルたちの本気度が違うのです。

選手に高い要求を課す楠瀬直木監督

アメリカ人選手3人を補強したホーチミン・シティ

ホーチミン・シティは、タチアナ・メイソン選手、メーガン・ルート選手、バーネット・タラニ選手を補強。3人のアメリカ人選手の力を加えてグループステージ突破を狙います。大会前に韓国遠征(強化合宿)も敢行しています。

チャイニーズ・タイペイ木蘭(ムーラン)サッカーリーグ最強の台中藍鯨女子足球隊

台中藍鯨女子足球隊は2019年からプレーする田中麻帆選手を擁します。

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