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ジェフユナイテッド市原・千葉レディース激勝 INAC神戸レオネッサは無念の敗戦 #女子サカマガ WEリーグ ピックアップ(無料記事)

劇的な結末によりINAC神戸レオネッサはリーグ優勝を逃す

首位の三菱重工浦和レッズレディースを追う2位のINAC神戸レオネッサは、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースのホームスタジアム。フクダ電子アリーナに乗り込みました。2024年5月12日に行われた2023−24 WEリーグ 第20節は激闘の末、2−1でジェフユナイテッド市原・千葉レディースが勝利。この結果、三菱重工浦和レッズレディースの二連覇が決定しました。

山口千尋選手(千葉L)と北川ひかる選手(I神戸)の激しいマッチアップ 写真提供:WEリーグ TOP写真も

プライドがぶつかり合う激しい攻防に沸く

勝利に飢えたジェフユナイテッド市原・千葉レディースの一撃

決勝点は1ー1の同点で迎えた85分に生まれました。どうしても失点したくないINAC神戸レオネッサの選手9人をペナルティエリア内に釘付けとし、大きく広がったペナルティエリア外のスペースに鴨川実歩選手が強引なドリブルで侵入。左脚で見事にシュートコースをコントロール。逆側のサイドネットに決めてみせました。

鴨川実歩選手(千葉L)の見事な得点に場内アナウンスがヒートアップした 写真提供:WEリーグ

最後まで激しい試合でした。怪我の治療や選手交代による中断で積み重ねたアディショナルタイムは13分 。1点を追うINAC神戸レオネッサのシュートがジェフユナイテッド市原・千葉レディースのゴールを襲い、ギリギリの攻防が続きました。しかし、INAC神戸レオネッサのファン・サポーターが歓喜する瞬間は生まれませんでした。試合終了のホイッスルが鳴ると、メインスタンドのほとんどを占めたジェフユナイテッド市原・千葉レディースのファン・サポーターから大歓声が湧き起こりました。

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余裕が感じられなかったINAC神戸レオネッサ

前節までわずかに8失点。一度しか負けていなかったINAC神戸レオネッサにとって、悔やまれる一戦となりました。特に前半は固さが感じられました。後半に入ると立ち上がりから本来の力を披露しますが、審判の判定にナーバスになるシーンも目立ちました。選手や監督の叫び声に焦りが浮かび、絶対に勝ち点3が必要なシチュエーションで、心理的に追い込まれていたことを物語っていました。

リーグタイトル獲得はならなかったINAC神戸レオネッサ 写真提供:WEリーグ

3大タイトルは3つのチームに分散

この試合の結果、今シーズンの日本の女子サッカーは 3つのタイトルを分け合うことになりました。202324 WEリーグカップをサンフレッチェ広島レジーナ、皇后杯 JFA第45回全日本女子サッカー選手権大会をINAC神戸レオネッサ、そして、202324 WEリーグを三菱重工浦和レッズレディースが獲得しました。

INAC神戸レオネッサは次節で三菱重工浦和レッズレディースと対戦します。

アジア女子サッカーの頂点 女子ACLプレ大会 瞬間が伝える輝きと喜び

(2024年5月12日 石井和裕)

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