2022−23 WEリーグカップ開幕 小さなスタジアムでの新たな体験を(岡島チェア)
2022年8月20日、吹く風に、少し秋の涼しさが混じった週末に2022−23 WEリーグカップが開幕しました。新発田市五十公野公園陸上競技場ではアルビレックス新潟レディースとちふれASエルフェン埼玉が対戦しました。
一進一退の攻防戦が続きましたが86分に唐橋万選手が直接フリーキックを決め、ちふれASエルフェン埼玉が先制。直後の87分にアルビレックス新潟レディースはエース・道上彩花選手が角度のないところから右足で決めて追いつき1−1で引き分けました。
ポジション争いが始まるWEリーグ初のカップ戦
アルビレックス新潟レディースU-18に所属する田中聖愛選手が69分に途中出場。繊細なボールタッチとスピードに乗ったドリブルを披露しました。田中聖愛選手は元日本代表で現在はトップチームのコーチを務める田中達也さんの長女です。
アルビレックス新潟レディースの村松大介監督は田中選手の成長をはじめとするポジション争いでチームが活性化することに期待します。
「本当はサイドアタッカーでチャレンジさせたいと思っているのですがフォワードが(怪我等で)いないのでフォワードで起用しました。前を向いて積極的に仕掛けてくれました。課題はドリブルか周りを使うのかの選択。それを練習で積み上げて、試合で良いところを出してもらえればと思います。」
古巣に凱旋した唐橋万結選手と田邊友恵監督
今シーズンからちふれASエルフェン埼玉で指揮を執る田邊友恵監督はアルビレックス新潟レディースの元選手。「古巣での初采配はジーンときた」そうです。
「ああいうゲームをモノにできるようになっていければと思います。個人の頑張りが見える良いゲームでした。一週一週、積み上げていければと思っています。」
古巣でのプレーとなった唐橋万結選手はスタンドで観戦するご両親の前で直接フリーキックを決めました。
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