WE Love 女子サッカーマガジン

国際女性デー 多くのWEリーグチームが活動に消極的だった中、大成功だったニッパツ横浜FCシーガルズ

「国際女性デー」に、女子サッカーチームは、どのような発信をしたのでしょうか。今回は3月8日「国際女性デー」に、WEリーグの各クラブ、WEリーグ、WEリーグ以外の女子サッカーチーム、女子サッカーに関わる法人等が、ツイッターで、どのような発信をしたのかを調べてみました。そして、Yahoo!ニュースに掲載されたニッパツ横浜FCシーガルズの発信をご紹介します。

横浜FCトップチーム&ニッパツ横浜FCシーガルズの合同集合写真 提供:横浜FC

「国際女性デー」のツイートの中で、まず、目についたのは、株式会社ジャパン・スポーツ・プロモーション(JSP)のツイートです。アイコンのロゴマークが、いつもとは違うミモザ色になっています。JSPは、荒川恵理子選手、小林里歌子選手ら女子サッカー選手のエージェント業務を行なっています。このカラーチェンジは、エージェントとして女子サッカー選手を全力でサポートする宣言と捉えることができそうです。サッカーショップKAMOも同じくミモザ色のアイコンを使用しています。

キリンビバレッジは「JFAなでしこサッカー」のツイートを引用リツイート。117万7千のフォロワーに「世界でいちばんフェアな国になろう」というメッセージを紹介してくれました。

社会に貢献した女性の勇気と決断を称える日

 さて「国際女性デー」とはどのような日なのでしょうか。「国際女性デー」は言語・文化・政治や経済的な壁に関係なく、社会に貢献した女性の勇気と決断を称える日です。1904年3月8日に、ニューヨークで婦人参政権を求めて起きたデモをきっかけに制定されました。日本サッカー協会はこの日を「JFA女子サッカーデー」と位置付け「世界でいちばんフェアな国になろう」をスローガンに掲げ、誰もが、サッカーをする、見る、参加する機会を享受できる環境づくりに取り組んでいます。

WEリーグは、ミモザ色のYogiboの商品に座った岡島喜久子チェアの写真をツイートしました。

そして、ステートメント「今、世界にはスポーツの力が必要 WE リーグのパワーで社会を変える」3月ウーマンエンパワーメント月間のアクションを発表しました。ここに含まれる多くの事柄は、既に発表されたものですが、一つにまとめて改めて発表しました。岡島チェアは、3月8日に開催される国内最大の国際女性デーイベント「HAPPY WOMEN FESTA」のセミナー登壇に登壇します。タイトルは「WEリーグが目指す女性のエンパワーメントとは」です。

 

では、WEリーグ各チームは、どのような発信をしたのでしょうか。 ※3月8日20時まで

マイナビ仙台レディース

チームと粟井俊介社長がツイートし「JFA女子サッカーデー」を紹介しています。

三菱重工浦和レッズレディース

15時までにチームからのツイートはありませんでした。

大宮アルディージャVENTUS

坂井優紀選手が動画で「地域と共に様々なことに挑戦します」と宣言しました。具体的なアクションの紹介はありません。

ちふれASエルフェン埼玉

男女が参加している「なでしこクラス」の告知を行いました。

ジェフユナイテッド市原・千葉レディース

次回のホームゲーム「WIN BY YELLOW! DAY」をトップチーム(男子)の選手が紹介しました。これはユニークな手法です。画像に掲載されたキャッチフレーズは「すべての女性に日頃の感謝を伝えましょう。」

ジェフユナイテッド市原・千葉レディースは3月12日の2021−22 Yogibo WEリーグ第13節INAC神戸レオネッサ戦を国際女性デーにちなみ「WIN BY YELLOW! DAY」として開催します。これを、すでに2月28日に発表しています。また、大滝麻未選手が一般社団法人S.C.P. Japanと「女性らしさから、 ありのままの自分へ」プロジェクトローンチイベント(3月8日20時から)に登壇します。

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