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Yogibo WEリーグをDAZNが配信! WEリーグタイトルパートナー YogiboとWEリーグの共通点

「多様性」「ジェンダー平等」をステートメントに掲げるWEリーグに、心強いパートナーが現れました。快適すぎて動けなくなる魔法のソファ Yogibo(ヨギボー)の日本国内販売事業他 を行う株式会社ウェブシャークがWEリーグタイトルパートナー 契約(2年間)を結んだのです。WEリーグは、 Yogibo WE リーグとして開催されることになります。また、WEリーグオフィシャルブロードキャスティングパートナー はDAZN Japan Investment 合同会社に決定。Jリーグ・サポーターをはじめとする、多くのスポーツファンが視聴するDAZNを通じて、WEリーグが配信されることになりました。

「ジェンダー平等」と「SDGs」の観点からWEリーグタイトルパートナーに

2021年7月5日に開催された「WEリーグタイトルパートナー/オフィシャルブロードキャスティングパートナー発表記者会見」で、株式会社ウェブシャーク 代表取締役社長 木村誠司さんは、株式会社ウェブシャーク がSDGsの取り組みを積極的に行なっており、貢献できる領域を探していたことを明かしています。株式会社ウェブシャークは下記のように発表しています。

日本国内では「女性の活躍推進」が謳われて久しいですが、世界から見た日本は「ジェンダー平等」が未達成という評価となっており、2021 年の日本のジェンダーギャップ指数ランキングは 156カ国中 120 位と、先進国の中では最低レベル、G7 の中では最下位という結果となっております。(出典:Global Gender Gap Report 2021) 当社では、社員の男女比は半々であり、性別に関わらず優秀な人材が適材適所のポジションを得ております。昨今益々女性の活躍が顕著になってきており、管理職候補の女性社員も増えてきております。当社では以前より女性の更なる活躍が社会にとって必要不可欠であること、さらには女性の活躍を証明できる場が必要だと考えておりました。そこで WE リーグのお話を頂きました。

Yogiboは女性ファンが多いNIZIUをCMに起用しています。

WEリーグが見据えるファミリーターゲットで人気が拡大しているYogibo

岡島喜久子チェアが考えるYogiboのメインターゲットは「ファミリー層」。Yogiboのショップは全国のショッピングセンターで展開されています。今回の取り組みに際して、岡島喜久子チェアが、Yogiboのショールームを訪ねところ、土日は、たくさんのお子さんがショールーム内を占領しているお話を聞いたそうです。

同じく「ファミリー層」をターゲットとして考えているWEリーグでは、スタジアムにYogiboの商品を設置することも検討。WEリーグと親和性の高いパートナーだと考えられます。

株式会社ウェブシャーク 代表取締役社長 木村 誠司さん(左)、WEリーグ 岡島喜久子チェア(右)

WEリーグの試合会場に「センサリールーム」設置も

誰もが楽しめるスタジアムを実現するために、音や照明が苦手な感覚過敏なファンをスタジアムに受け入れる取り組みが世界的に進んでいます。ムードや音などが落ち着いた観戦環境、心を落ち着ける空間が「センサリールーム」です。株式会社ウェブシャークは、2021年より「センサリールーム」のプロデュース事業に取り組み、 スポーツや文化活動に誰もが平等に参加できる社会の実現を目指したソーシャルサービス事業を推進しています。ファミリーターゲットだけではなく、この領域でも、WEリーグとの親和性が期待されます。

センサリールームのイメージ

WEリーグの理念、ビジョンがパートナー獲得につながった

岡島喜久子チェアは、Yogiboと一緒に「女性ターゲットの取り組みをしていきたい」とのこと。2020年6月に発表したリーグの理念、ビジョンは、こうした先進的な企業からの支持を得て、大きな実りの秋・9月のWEリーグ開幕を迎えそうです。

(2021年7月5日 石井和裕)

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