女子サッカーの価値・・・「多様性を力に。~トップ女性アスリート集団のマネジメント~」【石井コラム】
これまでの女子スポーツ報道では扱ってこなかった分野を積極的に事例共有するのが #女子サカマガ の役割です。今日、2020年10月22日、筆者は、新宿京王プラザホテルを取材で訪れました。ビジネスパーソンが多数集まるホールで行われていたのは「HDIアカデミー2020 / KCSアカデミー2020」。このイベントの基調講演を行ったのは大和シルフィード株式会社 代表取締役社長 大多和亮介さんでした。
HDIは国際認定資格制度を運用する、ITサポートサービスにおける世界最大のメンバーシップ団体です。HDIは世界で50,000を超える会員を有し、米経済誌フォーチュン・世界企業上位の多数が加盟、世界中に100の支部/地区会を有しています。HDIが提供するものの一つに、例えば、国際的に大変優れたサポートセンターを認定する「サポートセンター国際認定」があります。現在のビジョンは「卓越したカスタマエクスペリエンスでビジネスを成功させる」ことです。
NTTテクノクロス、キヤノンITソリューションズといった企業が多く出展するイベントに、なぜ女子サッカークラブが呼ばれたのか・・・?その理由は、後日、インタビュー記事で紹介しますが、今日お伝えできることがあります。

藤巻藍子監督も登壇
テーマは「多様性を力に。~トップ女性アスリート集団のマネジメント~」
これが大多和亮介さんの講演テーマです。少子高齢化で人材採用や育成に企業が苦戦する中、多様性やジェンダーギャップの解消は大きな課題になっています。そこに、女子サッカークラブが提供できる価値がある、それを大和シルフィードは示しました。クラブのマネジメント方法の紹介、世界の女性アスリートが社会課題の解決にどのように取り組んできたのかの事例紹介、そして、講演の後半で、大多和亮介さんが参加企業に呼びかけたのは、大和シルフィードと一緒に社会課題を解決していくパートナーの募集でした。
大和シルフィードはWEリーグに参入することが出来ませんでしたが、既にリスタート。大きな一歩を踏み出しています。今回、この取材は、選手からの発案で私にメッセージが届き実現しました。別のWEリーグ参入クラブからは、ある人物への取材依頼がありました。新しい取り組みをしているクラブには、多くの人に伝えたくなる事例がある。
#女子サカマガ では、クラブからのリクエストにもお応えし、役立つ事例の紹介をしてまいります。本日の「HDIアカデミー2020 / KCSアカデミー2020」については、ご担当者にインタビュー取材をした後に、記事を掲載いたします。
HDIアカデミー2020 / KCSアカデミー2020
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~より優れたサービスが、より良いビジネスを導く~
10月22日(木) 10月23日(金) 新宿京王プラザホテル

HDI-Japan 代表取締役 CEO 山下辰巳さんの開会挨拶