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【森雅史の視点】2024年10月18日 J1リーグ第34節 川崎フロンターレvsガンバ大阪

J1リーグ第34節 川崎F 1(0-1)1 G大阪
19:05キックオフ Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu 入場者数19,982人
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G大阪は7分に右サイドを突破すると、折り返しをウェルトンが難なく蹴り込んで先制した。その後は一方的に試合をコントロールし、川崎にチャンスを作らせない。また川崎は動きが鈍く、出足の一歩が遅れ不必要なファウルが増えていった。

 

だが、68分に鬼木達監督が採った4人代えという大胆な策が功を奏した。81分、ペナルティエリア前でボールを受けた家長昭博が左の遠野大弥につなぎ、そのクロスを小林悠がDFよりも頭一つ抜け出して叩き込み同点に追いつく。交代出場3人によるゴールで勢いづいた川崎だったが残り時間が少なかった。結局試合は1-1の引き分けに。どちらにとっても悔しい痛み分けとなった。

 

 

 

森雅史(もり・まさふみ)
佐賀県有田町生まれ、久留米大学附設高校、上智大学出身。多くのサッカー誌編集に関わり、2009年本格的に独立。日本代表の取材で海外に毎年飛んでおり、2011年にはフリーランスのジャーナリストとしては1人だけ朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の日本戦取材を許された。Jリーグ公認の登録フリーランス記者、日本蹴球合同会社代表。2019年11月より有料WEBマガジン「森マガ」をスタート

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