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「個人昇格する選手に共通するのは…」眠れなくなるほど面白いJ2あるある【選手編&スタグル編】

「魔境」と呼ばれて久しいJ2リーグ。熾烈な戦いのなかで生み出される数々のドラマと逸話。そこから導き出される濃厚な「あるあるネタ」とは? 柏原敏氏(徳島)、藤原裕久氏(長崎)、ひぐらしひなつ氏(大分)、鈴木康浩氏(栃木)。奥深き世界の謎と魅力を解明すべく、J2を中心に取材する番記者たちに集結してもらった。前編・後編に分けてお届けする。

司会・構成:鈴木康浩
※前編:「なんでこのチームが落ちる…」眠れなくなるほど面白いJ2あるある【昇降格争い&監督編】

 

■スタグルあるある
「焼酎が100円!」「『新スタジアムを作ると苦しむあるある』の呪いは解けるか」

柏原 シリアスな話が続いたので、ぼちぼちポップな題材に行きません?(笑)。

鈴木 そうですね。では『スタグルあるある』いきますか。

ひぐらし 岡山の『ホルモンうどん』!

柏原 それ! いいですよねえ。

ひぐらし あとは山形のカレーパン!

柏原 僕、去年、ホームのスタグルを食べ歩く企画をやったんです。

ひぐらし えー、すごい。

柏原 ドラマの『孤独のグルメ』が好きで、主人公の井之頭五郎にちなんで、“井之柏原敏”というキャラクター名でやったんです。一人でメシを食い、モノノーグ的にしゃべって、そして食う。記事にすると思っていた倍は滑りましたね(笑)。

一同 (笑)

柏原 その場にある空気感を味わい、周りの雑談を聞きながらしみじみと食べる。労力をかけた割には、なかなか反響が聞こえてこない企画でした!(笑)。

鈴木 長崎はスタジアムに行く道中で、サポーター有志が振る舞っていますね?

藤原 トランスコスモススタジアムへ行く道中の中間地点でやっているんですよね。お酒を振る舞ってもらえるし、お土産をもらえるときがあります。

鈴木 J2はJ1と違って、まだまだスタジアムの特色の違いもありますよね。

藤原 まだゴール裏が芝生席のところもあるし、牧歌的な雰囲気を醸し出していますよね。

柏原 昔のパ・リーグみたいですよね(笑)。

ひぐらし 芝生席はサポーターが飛んで応援すると足下が滑るから、だんだんと前のほうに人が溜まっていくとか。

鈴木 芝生席があるのは……藤枝サッカー場?

藤原 あとは、鹿児島の白波スタジアム。

柏原 鹿児島で焼酎が100円というのを見たときは、めちゃくちゃアツいなと。

鈴木 鹿児島はスタジアムもそうだし、鹿児島駅を中心に街がすごく元気。熊本に行ったときもそれは感じました。

柏原 長崎は新スタジアムが今秋竣工ですよね。

藤原 お任せください。あれで満足してもらえないことはないと思う。ホテルが隣接するなど、これでもかというほどの豪華さで皆さんをお迎えできると思います。

鈴木 新スタジアムは今年の最後の3試合だけですよね。長崎が今年J1に行ってしまったら、行くタイミングを失うのかあ……。

ひぐらし 長崎には“新スタジアムを作ると苦しむあるある”のジンクスを破ってもらわないと。

鈴木 北九州は新スタジアム竣工とともに苦しみましたからね。金沢も新スタジアム創設のタイミングでJ3に降格しています。

 

■選手あるある
「個人昇格する選手に共通するのは…」

鈴木 『選手あるある』はどうでしょう。個人昇格する選手、活躍し続ける選手、彼らに共通する特徴はありますか?

 

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