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【森雅史の視点】2022年10月12日 J1リーグ第25節 川崎フロンターレvs京都サンガF.C.

【森雅史の視点】2022年10月12日 J1リーグ第25節 川崎 3(2-0)1 京都
19:03キックオフ 等々力陸上競技場 入場者数 14,445人
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負ければ優勝の目が消える川崎が立ち上がりから積極的に攻め61分までに3-0とリードした。70分に1点を返されたあとはドタバタする場面もあり、また80分には川崎のゴールポストにシュートがあたる場面もあったが何とか逃げ切り、首位横浜F・マリノスとの勝点差を2として残り2節を迎える状況を作った。

試合は谷口彰悟ショーと言ってもよかった。9分、ヘディングで先制点を挙げるとその後も守備を支える。ミスがほとんどないプレーでチームをリードし、日本代表にふさわしい存在感を発揮していた。

谷口彰悟
「よかったと思います。こういう状況で負けたらもうほぼ終わりだと思ってましたし。プレッシャーも多少みんな感じたと思いますけど。ただ本当に目の前の京都に対してどう勝つかっていうところにみんなが最後はしっかり集中してピッチに立つことができましたし、立ち上がりからアグレッシブにやれてたのでそれが全てかなと思います」

「(先制点は)セットプレー絡みで二次攻撃のときに自分の前のスペースがちょっとポケットができた感じだったので、そのスペースをできるだけ我慢して使わないようにしてチャナティップがあげるそのタイミングで入るというか、そのスペースを狙っていたので、ボールもすごくすごくいいものがきたし、だからもうと合わせるのは本当に理想通りというか、狙ったコースもイメージした通りだったし、そういった先制点というところも含めゴールを取れたのはすごく良かったです」

 

 

 

森雅史(もり・まさふみ)
佐賀県有田町生まれ、久留米大学附設高校、上智大学出身。多くのサッカー誌編集に関わり、2009年本格的に独立。日本代表の取材で海外に毎年飛んでおり、2011年にはフリーランスのジャーナリストとしては1人だけ朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の日本戦取材を許された。Jリーグ公認の登録フリーランス記者、日本蹴球合同会社代表。2019年11月より有料WEBマガジン「森マガ」をスタート

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