J論プレミアム

【田村修一の視点】2021年10月28日 AFC U23アジアカップ予選 U22香港代表vsU22日本代表

AFC U23アジアカップウズベキスタン2022予選 U22香港代表0(0-1)4 U22日本代表
13:00キックオフ  Jヴィレッジ 入場者0人
試合データリンクはこちら

 

日本が順当に香港を下し来年6月ウズベキスタンで開催予定の本大会出場権を獲得した。緒戦のカンボジア戦から完全なターンオーバー。Jリーグ勢を主軸にしたスタメンは、強風とピッチコンディション、不十分な連携により5・4・1システムで分厚く守る香港の守備に手を焼いた。足元での崩しは難しく、高さを生かして相手ゴールをこじあけたが、チームとしてはまだまだこれから。2024年パリ五輪に向けての長い戦いがここに始まった。個々の選手では左サイドでの畑大雅の積極的な仕掛けが目立った。

 

田村修一(たむら・しゅういち)
1958年千葉県千葉市生まれ。早稲田大学院経済学研究科博士課程中退。1995年からフランス・フットボール誌通信員、2007年から同誌バロンドール選考(投票)委員。現在は中国・体育週報アジア最優秀選手賞投票委員も務める。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ