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Jリーグもマスクをアップデートしてほしい(えのきどいちろう)

タグマ!サッカーパック』の読者限定オリジナルコンテンツ。『アルビレックス散歩道』(新潟オフィシャルサイト)や『新潟レッツゴー!』(新潟日報)などを連載するえのきどいちろう(コラムニスト)と、東京ヴェルディの「いま」を伝えるWEBマガジン『スタンド・バイ・グリーン』を運営する海江田哲朗(フリーライター)によるボールの蹴り合い、隔週コラムだ。
現在、Jリーグは北は北海道から南は沖縄まで58クラブに拡大し、広く見渡せば面白そうなことはあちこちに転がっている。サッカーに生きる人たちのエモーション、ドキドキわくわくを探しに出かけよう。
※アルキバンカーダはスタジアムの石段、観客席を意味するポルトガル語。

 

 

Jリーグもマスクをアップデートしてほしい(えのきどいちろう)えのきど・海江田の『踊るアルキバンカーダ!』]六十四段目

 

■デルタ株に対して防御力アップが必要

デルタ株まん延に東京2020開催がどう影響したのかは今後、科学的なアプローチで検証されるべきだと思うが、タチが悪かったのはオリンピック報道でメディアがジャックされたことだ。「災害級」の感染急拡大をよそに、新聞もテレビ、ラジオも五輪一色に染まってしまった。本来ならデルタ株の猛威に警鐘を鳴らし、医師らが「まったく別の、新しい感染症と考えでほしい」と語るその特徴について周知徹底すべきタイミングだったと思う。おかげで変異株のほうはアップデートしているのに、僕らの感染対策は2020年からアップデートしていない。いまだに「三密を避ける」なんていって密閉・密接・密集の重なったところを避ければいいと思ってる人がいる。

 

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