マリノスが金沢相手に王者の貫禄。ポテンシャルを示した植中朝日ら新戦力にかかる期待【西部のキャンプラボ】
宮崎キャンプ入りしたフットボールラボの西部謙司がキャンプ巡礼。このあと沖縄にも行く予定ですが、現地からいろいろレポートしていきます。今回は横浜F・マリノスvsツエーゲン金沢の練習試合。大勝したマリノスですが明確な課題もあれば、期待の新戦力の活躍も。1本目、2本目の布陣とともにレポートします。
前後半でテンポに差が出たのはなぜか?
25日(水)は横浜F・マリノスvsツエーゲン金沢の練習試合を観てきました。30分×4本。1、2本目と3、4本目がほぼ同じメンバーなので30分ハーフを2試合ですね。
強風で雪もちらついていた昨日よりはだいぶマシになりましたが、宮崎としては例外的に寒い中、会場には多くのファンが来ていました。
1試合目2-0、2試合目3-1と横浜FMがJ1王者の貫禄を見せています。ケヴィン・マスカット監督は「1本目と3本目はよかったけど、2、4本目はあまり良くなかった」と、それぞれ後半にうまくいかないところがあったと言っていました。どちらも前半のテンポを後半に維持できなくなっていたということですね。
攻守にハイテンポのリズムは横浜FMの強みです。コンディションや欠場者の影響はあったと思いますが、チームの生命線の部分なので、そのへんをポイントにして振り返ってみたいと思います。
ハイプレスを外される問題と新戦力の活躍
横浜FMのシステムはお馴染みの4-2-3-1(4-2-1-3)。
立ち上がりからスムーズなパスワークで攻め込み、23分にアンデルソン・ロペスが先制。2分後にもロペスが2点目。エースの実力を示しました。
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