【J1第20節分析レポート】圧巻だった札幌の白井康介/優勝争いは4チームが有力に/これぞ鹿島!危なげなく「寄り切り」/清武が効いているセレッソ/ガンバの“南米クラブ化”はJの未来を予見? ほか
毎週、火曜日(または水曜日)にお届けするJリーグ戦術分析。今週は、J1第20節の分析レポートをお届け。
今年は例年にもまして活発な移籍市場。いろいろ選手が動く中で、各クラブにどのような影響があったのか。手堅く勝利したFC東京、鹿島、横浜FMといった上位陣の戦いぶり、関根が復帰した浦和、宇佐美が復帰したG大阪など、まとめて振り返ります。
分厚い札幌のアタッカー選手層。優勝争いはFC東京、横浜FM、鹿島、川崎に絞られた!?
今節の最多得点は北海道コンサドーレ札幌の5ゴールでした。湘南ベルマーレも2点とっていて、5-2というなかなかハデな試合でございます。右ウイングバックの白井康介の活躍が目立ちました。対面の杉岡大暉を攻守に圧倒。ジェイ、チャナティップ、鈴木武蔵のトリデンテも強烈。しかもアンデルソン・ロペスがいて、白井のポジションにもルーカス・フェルナンデスがいるわけでアタッカーの選手層が厚いです。順位は7位ですが、得点はヴィッセル神戸と並ぶ4位(30得点)と攻撃力が看板です。
FC東京、横浜F・マリノス、鹿島アントラーズの上位3チームは揃って勝利。川崎フロンターレはまだ大分トリニータ戦を消化していませんが、優勝争いは川崎までの4チームに絞られてきた感があります。
圧倒せずに勝ち切る鹿島の強さ。FC東京、久保建英の穴埋めは大森と三田でメド。横浜FMは快勝も守備の重鎮が痛恨の出場停止。宇佐美帰還のガンバは南米っぽいメンバー構成
この時期は欧州の移籍市場がオープンになっています。Jとしてはシーズン中に欧州移籍や国内移籍があって落ち着かない季節ではあります。
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