本田は「4番」のポジションに向いている。使うならボランチかアンカー。日本代表レースを探る(2)MF編
トップ下、インサイドハーフ 倉田リードも混沌
高めのMFは混沌としてる。一歩リードするのは倉田だが、絶対的な存在には見えない。E1東アジア選手権を怪我で辞退した清武に脈はまだあるのか。11月の欧州遠征で久しぶりに代表に招集され、ベルギーで高い評価を得ている”’森岡亮太”’(ベフェレン)のハリルホジッチ評は、どれほどのものなのか。
E1東アジア選手権で2試合に出場した土居聖真(鹿島)は、FWとしてより、高めのMFとしてプレーした方がよさそうな印象だ。ハリルホジッチは4−3−3の左ウイングで起用したが、本来、槍的な魅力を持つ選手ではない。トップ下付近で、持ち前のセンスを生かすプレーが見たかった。
高萩洋次郎(東京)、小林祐希(ヘーレンフェーン)は苦しそうなムード。
そして香川。本田にあって香川にないものはカリスマ性だ。プラスアルファの要素がない。復帰の可能性が高いのも香川より本田だと見る。